一伸会視察・研修旅行

当社の安全衛生協力会「一伸会」で東北へ視察・研修旅行に行ってきました。

一伸会では平成25年にも東日本大震災の被災地へ訪れて視察をしています。

また、会員のなかには震災直後に復旧作業に従事した方もおり、

震災から節目の12年が経った現在の様子を視察してきました。

 仙台空港に到着後、宮城県名取市閖上地区 名取震災伝承館へ

 震災遺構 仙台市立荒浜小学校

津波で校舎の2階まで浸水しましたが、校舎に避難した330人の方は全員無事保護されました。

 石巻市震災遺構 大川小学校

海から3.7km内陸の大川小学校には、津波は到達しないと思われていました。しかし津波は川を遡上し、多くの児童、教員の命を奪いました。

 石巻南浜津復興祈念公園

震災の犠牲者4千人の石巻市でも特に壊滅的な被害を受けた南浜地区。住宅は全て流失・焼失してしまいました。この地に再び住宅を建てることはできず、祈念公園が整備されています。

 2日間で宮城県3市の被災地を巡り、元小学校や伝承施設を視察しました。震災から12年経った現在は復興が進み、甚大な被害を受けた津波被災地には見えません。インフラ整備に携わる建設業者として改めて自然災害の恐ろしさと、土木による復興力を知ることができました。また、協力会の行事として会員同士の懇親と情報交換ができ、とても有意義な機会になりました。